映画

レヴェナント MADに覚醒したディカプリオ

2016年02月29日

アカデミー賞が発表されました。




レオナルド・ディカプリオが5度目のノミネートで悲願の初受賞!



今回受賞を逃したら、今後一生もう無理なんじゃないかと思いましたが、


こういう野性味あふれた役が最も彼らしい気がするなー。



過去には…



作品賞ノミネート

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ブルーリボン賞 新人賞 来年はAKIRAに決定

2016年01月29日

1月27日に「第58回ブルーリボン賞」の各賞が発表されました。

東京のスポーツ7紙の映画担当記者で構成された「東京映画記者会」が主催する歴史ある映画賞で、

スポーツ報知
デイリースポーツ
サンケイスポーツ
東京中日スポーツ
東京スポーツ
スポーツニッポン
日刊スポーツ

作品賞および個人賞計8部門の賞を毎年1月に発表、2月に授賞式が行われます。


さて、今年の受賞者は…


小芝風花

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青空エール 実写映画化 青春ど真ん中

2016年01月19日

「青空エール」の実写映画化決定!


「別冊マーガレット」で2008年から15年まで連載され、

累計発行部数300万部を突破する河原和音の人気漫画「青空エール」の実写映画化が決定。

野球と吹奏楽の名門高校を舞台に、甲子園で応援する吹奏楽部に憧れて入学した主人公と、甲子園でプレーすることを夢見る野球部員がお互いに「絶対甲子園行く」という約束を交わし、それぞれの思いを胸に秘めながら、惹かれ合う気持ちを隠し、お互いの夢を応援し合うという“両片思い”の純愛を描いた青春胸キュンのラブストーリー♪


主要キャストが発表されました。

漫画青空エール

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二階堂ふみ オオカミ少女 ふきげんな過去

2016年01月10日

憎き女?


日テレ系の「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画

「グルメチキンレース ゴチになります!」の新メンバーが1月2日に発表されましたが、


二階堂ふみ


…ってことで、
いろんな話題が振り巻かれました。


二階堂

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2016年 お正月ランキング 無風のオレンジ

2016年01月08日

【2016年最初の興行収入ランキング】


昨年末の週末ランキングは2週続けて、

観客動員数では「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が1位
興行収入では「スターウォーズ フォースの覚醒」が1位

という結果だったのですが、

興行通信社が提供してるランキングが観客動員数ベースなので、

1日に何度も上映できる回転数の高い「妖怪ウォッチ」が上になるのはやむを得ませんでした。


しかし、3週目にしてようやく逆転!

フォース

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2015年まとめ 映画ツイート数ランキングベスト10

2016年01月03日

2015年にTwitterで最も話題となった映画


それは「スターウォーズ フォースの覚醒」ではなく、


2015年最大のヒットとなった「ジュラシックワールド」でもなく、


性描写を多く含む作品R18+で公開された作品…なんですが


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2015年まとめ 映画興行収入ランキング ベスト50

2015年の映画興行収入ランキング


2014年は「アナと雪の女王」という桁違いに記録的な場外特大ホームランがありましたが、


今年は90億円を超えた作品が2本


トップテン作品すべてが興行収入20億円超えを達成。


「興行収入20億円超え作品が6本」しかなかった昨年と比べたら、

全体的に底上げ傾向にあります。


ジュラシックワールド

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スターウォーズ ランキング 喧嘩売ってきた妖怪に負ける

2015年12月30日

覚醒前のフォースではエンマ大王には勝てぬ。


12月19日~20日の映画観客動員ランキングはまさかの結果でした。


①映画 妖怪ウォッチ
②スターウォーズ フォースの覚醒
③orange オレンジ
④母と暮らせば
⑤007スペクター
⑥仮面ライダーx仮面ライダー ゴースト&ドライブ
⑦I love スヌーピー
⑧杉原千畝 スギハラチウネ
⑨映画ハイ☆スピード!
⑩海難1890


初登場首位は「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ第2弾


「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」

妖怪2

SF大作「スター・ウォーズ」の最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は見事に抑えられました。


「冬の映画館を爆買いだニャン!」

「スター・ニャンちゃらには負けないニャン!」


初日の舞台あいさつで、人気キャラクターのジバニャン

前日18日に公開された正月映画大本命の「SW/フォースの覚醒」に“宣戦布告”


観客はジョーク半分の意気込みと受け止め笑ってましたが、それが現実となるなんて…


「マッドマックス」が「ラブライブ」にやられたとき以上の衝撃


「妖怪ウォッチ」は434スクリーンで観客動員数97万人
「スター・ウォーズ」は958スクリーンで観客動員数80万人

ほとんどの国が興行収入だけでなく動員でも1位発進なのに、
日本だけはまさかの“妖怪”が立ちはだかりました。


もちろん、興行収入ではさすがに順位は逆転します。


「妖怪ウォッチ」は約10億6000万円
「スターウォーズ」は約12億5000万円

18日金曜日公開の「スターウォーズ/フォースの覚醒」ですが、
3日間の累計では動員数約104万4000人、興行収入約16億2000万円を記録しました。


こんな現象が起きるのはアニメ大国日本らしい。


ファミリー層をガッツリとつかみ、
子供たちの親からも大人料金をしっかりと徴収。


おじいちゃん、おばあちゃんが一緒の家族連れも多かったとか。
世界的に見ても映画料金の高い日本ではありがちだけど…


興行収入78億円の大ヒットとなった昨年の劇場版第1弾に続き、
ちびっ子のハートを鷲掴みして離しませんぜ。


今回は宣伝らしい宣伝をあんまりやってなかったのに、
この数字は驚愕。


一方で、特典商法はフル活用


メダルなどの特典が付いた劇場前売り券の販売数は約102万枚で、
2年連続で100万枚超えを記録してるんだよね。


映画に登場するキャラクター「エンマ大王」のメダルを先着で入場者にプレゼントするなど、
レアグッズを入手したいというファン心理を煽る煽る煽る


大人が考えることだから、やることは同じですね。


これからこの差はどこで逆転していくのか?

しばらくは観客動員数と興行収入のランキングに注目です。


ちなみに、


第3位は高野苺さんの人気少女漫画を実写化した「orange-オレンジ-」で、約21万人を動員。
2位と3位の差は60万人というのもなかなかすごい。
山崎賢人はこの秋から年末年始を挟んで来年の春まで出ずっぱり。


orange


第4位は「母と暮せば」ですが、いかにもアカデミー賞向け。
でも、この時期に公開ならノミネート対象は再来年だから忘れられてるかな。
原爆後に生き残った母親と亡霊となった息子の物語を吉永小百合さんと嵐の二宮和也さんの共演。


第5位は「007」シリーズの24作目「007 スペクター」
累計で動員数145万人、興行収入は20億円に迫ってますが
そろそろ勢いが落ちてきたので、圏外目前。




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スターウォーズ 興行収入 中国マネーでアバター超えるか

2015年12月28日

May the Force be with us!


メディア大手ウォルト・ディズニーは27日、
各国で16日以降公開された人気SF映画「スターウォーズ」シリーズの最新作「フォースの覚醒」について、

25日までにすでに全世界の興行収入が9,030万ドルに達し、


27日には10億ドル(約1,200億円)を超えるとの見通しを発表しました。


フォースの覚醒


封切りからわずか12日間で10億ドルを突破した映画は過去になく、
これまでの10億ドル突破最速記録は今年公開の「ジュラシックワールド」の13日でした。
この記録更新はほぼ確実。


北米に次ぐ世界第2位の映画市場の中国(日本は第3位)では来年1月9日に公開予定なので、
この勢いはさらに加速する可能性すらあります。

なにしろ「ジュラシックワールド」でも中国マネーの効果は大きかったですからね。


北米の興行収入は5億4457万ドルと世界全体のほぼ半分を占め、
歴代映画の通算記録でもすでに5位に浮上しましたが、
世界全体でも15位にランクインしてます。


日本での興行収入は3130万ドル。


「アバター」を超える勢いでロケットスタートを切りましたが、
最終的にどこまで迫り、追い抜けるかどうかはIMAXでの興行収入にかかってます。


IMAXは同作品のオープニング週末の興行収入を発表。


日本全国22スクリーンのIMAXシアターで110万ドル(約1億3,420万円)を記録しました。

「ジュラシックワールド」が3連休で記録したオープニング週末の興行収入

100万ドル(約1億2,200万円)を上回ってます。


世界のIMAXシアター全677スクリーン(未公開の中国を除く)で、
オープニング週末の興行収入の記録を塗り替える4,800万ドル(約58億5600万円)を達成。


これは世界(中国を含む)で上映されたIMAX版「ジュラシックワールド」のオープニング週末の興行収入

4,410万ドル(約53億8,020万円)はもちろん、
IMAX版「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」オープニング週末の興行収入

2,520万ドル(約30億7,440万円)も超えてます。


IMAXエンターテイメントのCEOで、IMAXシニア バイスプレジデントのグレッグ・フォスター氏のコメント


「スターウォーズ/フォースの覚醒」のオープニングはすごいものになるとは思っていたが、これは遥かに予想を超えている。


IMAXは公開にあわせて、
フォースの覚醒で利用されたIMAXカメラ撮影の舞台裏や、
監督のJ.J.エイブラムス、ハリソンフォードらによる解説を収録した動画


「IMAX Behind the Frame」をYouTubeで公開している。




さて、

そんな記録ずくめのスターウォーズですが、
公開されてからは賛否両論さまざまなレビューがネット上にあります。


私としてはまず原点回帰したところが何よりも嬉しい。


旧三部作へのオマージュというか、
エピソード4/新たなる希望」と同じようなシークエンスがあって、
それだけで涙腺崩壊するような新シリーズの1作目です。


「遠い昔、はるか彼方の銀河系で…」


というお約束の前に、
20世紀フォックスのファンファーレがないのはやっぱ寂しいところだけど、
お馴染みのタイトルロゴが現れると同時にテーマ曲が流れただけで一気に胸が高まり、


テンションMAX


内容については書かないでおきますが、
ミレニアム・ファルコン号がぐるぐる回転するように飛行する場面は4Dで体感してみたい。


興行収入に話を戻しますが、


TOHOシネマズの特別興行ということで大人は2,000円
その理由は公表されてませんが、それだけ支払っても観客は来ると見込んでるんでしょうね。


200円の値上げでも興行収入には大きく影響しますが、
スターウォーズはハイスペック上映があるのも興行収入に大きな上乗せとなります。


4D上映


4DX
MX4D


4D


アトラクション的な体感ができる上映館で、
座席が上下左右前後に揺れ動き、風が吹き抜けたり水しぶきが上がったり、どこからが匂いもする…
そんな五感を刺激する仕掛けがあるのですが、


通常料金にプラス1,200円


映画1本見るのに3,000円は痛い。


ま、それは人それぞれの価値観にもよりますが、
最近は何かしらの割引で映画鑑賞する観客が増える傾向にあるだけに、


興行的にどんな結果が出るのかは興味深い。


ちなみに、
今年8月5日に公開された「ジュラシックワールド」では大成功。


8日時点で興行収入95億円という数字を叩き出しましたが、
そのうち約6億円が4Dによるものでした。


794スクリーンで公開されたうち、
4Dはたったの21スクリーンしかなかったわけですから、
いかに上乗せできてるか?


3D上映


IMAX 3D
IMAX 3D with LASER
その他様々な規格
字幕/吹き替え


SN00049


私はIMAX 3D with LASERで見ましたが、


これまでに見たどんな3DよりもIMAX 3Dよりもすべてにおいて上でした。


とくに巨大なスクリーンで繰り広げられる臨場感がハンパない


通常料金にプラス1,000円


レーザーによって4K上映されるだけで2,800円


でも、それだけの価値はありました。


これからまだ2DとTHXシアターでも観なきゃ!
スターウォーズはいろんなスタイルで楽しめそうです。


いざ!


フォースと共にあらんことを



「スターウォーズ/フォースの覚醒」特別メイキング映像<コミコンver.>




「スターウォーズ/フォースの覚醒」予告篇



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アバター 続編決定 2年後のクリスマスは大革命

2015年12月26日

さらなる映像革命!


2009年に公開された映画「アバター」は3Dという映像革命をもたらし、
全世界の歴代興行収入で「タイタニック」を超える27.880億ドルの大ヒットを記録。


アバター


「タイタニック」の時代にはなかった3Dメガネ。
その分だけ入場料金は上乗せされ、3D上映の観客動員数に比例して興行収入も増えます。

1位と2位はその差といっても過言ではないでしょうね。


全世界歴代映画興行収入ランキング


第1位 アバター:27.880億ドル
第2位 タイタニック:21.868億ドル
第3位 ジュラシックワールド:16.690億ドル
第4位 アベンジャーズ:15.196億ドル
第5位 ワイルドスピード SKY MISSION :15.150億ドル
~~~~~
第8位 アナと雪の女王:12.765億ドル


「ジュラシックワールド」や「アベンジャーズ」の頃にはもうすっかり映画ファンも目が肥えていて、
あえて3Dでは見なくなった人も多くなったから、
ギリギリのところで伸び悩み、タイタニックを超えるだけの大イベントにはならなかった感じ。


ま、それ以前に、


「アナと雪の女王」には日本マネーが多く貢献してますから、
全米の興行収入だけなら4.007億ドルですもん。


また、 「ジュラシックワールド」も全米だけの興行収入ならタイタニックとほとんど差がないのに、


全米歴代興行収入ランキング


第2位 タイタニック:6.587億ドル
第3位 ジュラシックワールド:6.523億ドル


中国マネーが大量に動いたにもかかわらず全世界の興行収入では圧倒的大差。
いかにタイタニックが凄いかってことの証明でもあります。



さて、前置きが長くなりましたが…


ジェームズ・キャメロン監督が、
映画「アバター」の続編となる第2弾の公開は2017年クリスマスシーズンを予定していると明かしました。


ジェームズキャメロン


 「アバター」とは…


衛星パンドラにやって来た人間ジェイク(サム・ワーシントン)が、人間とそこで暮らすナヴィ族との抗争に巻き込まれるさまを描いたアドベンチャー超大作。革新的な映像技術が話題を呼び、世界歴代興行収入ランキングで1位となる27億8,796万5,087ドル(約3,345億5,581万440円)を稼ぎ出した大ヒット作だ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル120円計算)


監督曰く、


第2弾~第4弾は来年初めから一気に撮影し、第2弾の2017年クリスマスシーズンの公開を皮切りに、1年ごとに公開していく予定。「この3本の関係についてはそれぞれの映画は独立しているが、同時により大きな一つの物語を紡ぐことになる」


と説明しました。


果たしてそんなスケジュール通りに行くのでしょうか?


映像に対するこだわりはハリウッド随一の監督。

一切の妥協を許さず、

完璧な作品を目指すために製作の噂が上がってもすぐに公開延期となってきた作品。


しかし、キャメロン監督は続けます


「デザインもほとんど終えた」
「約2年かかった非常に骨の折れる作業で、本当に大変な作業だったが、全てのクリーチャーたち、景観、そしてパンドラの中にある新しい世界をデザインし終えたんだ」
「脚本は今もまだ執筆中だが、ほとんど終わった」
「テクニカルな面の開発もすべて終えたよ。セットやインフラもね」


…と、きっぱり明言


来年の撮影開始に向けてすでに準備万端のようです。


未だかつて誰も見たことない驚異の3D映像で映画史を変えたキャメロン監督のSF超大作「アバター」


公開翌年の2010年に続編の製作が発表されてから、
未だに何も撮影が始まってないけど、キャメロン監督が公式に続編の近況について語ったのは初めて。


「2017年クリスマスの公開を目指している」と公開予定日を肯定しました。


「アバター」の続編は三部作の予定ですが、
続編は三部作を横断する“メタな”物語になるという。


ジェイク・サリー役のサム・ワーシントン
ネイティリ役のゾーイ・サルダナ
グレース・オーガスティン役のシガニー・ウィーバー
クオリッチ大佐役のスティーヴン・ラング


彼らの続投がすでに決まっています。


現在公開中の「スターウォーズ/エピソード7 フォースの覚醒」も徹底して技術にこだわり抜いた結果、
ようやく新たな三部作として公開できる見通しとなりました。


今のIMAX 3DやTHXという音響システムがなければエピソード1から3も不可能だっただろうし、
技術が進化し、思考に追いついたからこそ、


私たちは銀河系の方で繰り広げられる壮大な物語を見ることができました。


映像、音響、撮影技術などがようやくルーカスの頭に描いたものに近づいて、
頭の中身を具現化することが可能になったんでしょう。


「アバター」にしたって絵的に表現するのはかなり困難なミッションだと思いますが、
監督自身が「技術面の開発は終えた」とコメントしてるのは心強い。


だとしたら、もう続編製作が見送られることもないはず。


「ターミネーター」が「T2」となって大きく進化したように、
「エイリアン」が「エイリアン2」になってストーリーに深みが増したように、


「アバター」も想像を超えるような映像体験をさせてくれそうな期待で胸がいっぱいになります



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貞子vs伽椰子 デスマッチ 勝者は?

2015年12月11日

120分1本勝負のデスマッチ


貞子

貞子と伽椰子が戦ったらどっちが強いんだろう?


冗談ネタとしては今まで何度も比較したことありましたが、

異種格闘技なんで、そもそも戦いようがない。
目的も利害関係もまったく違う。


そんな2人が対決したところで何が面白いんだろう?


ゴジラVSメカゴジラ
エイリアンVSプレデター
フレディVSジェイソン

サイボーグ009vsデビルマン


こういう映画が製作されるのは映画会社にとっては末期症状。
興行的にとてもヒットするとは思えないのですが、


「リング」シリーズのKADOKAWA
「呪怨」シリーズのNBCユニバーサル・エンターテイメント


この2社が映画会社の枠を超えて強力タッグを組んだJホラーの歴史に残る超大プロジェクトだって。


そんなの黒歴史にしかならへんやん。

誰も望んでないマッチメイクでしかないやん。


山本美月の前に貞子と伽椰子をぶつけて怖がらせるというドSのような悪趣味感。


でも、どっちも好きな作品だけに、やっぱ興味が出ちゃうのは否めません。
どうせなら「富江」にもご登場願いたいところだけどね。


実は以前にも貞子と伽椰子は共演してるんです。


超リアルなポスターと、

4月1日の1日限定で開設された「貞子VS伽椰子」のティザーサイトはどう見ても本気でした。

でも、これがエイプリルフールのジョークだったと知って興醒め。
ジョークを本物にしちゃったら、もっと興醒め。


ポスタービジュアルには井戸から這い上がる貞子と、
両手で何かをつかもうとしている伽椰子の恐ろしい姿が…。
これだけでも十分おなかいっぱい。


でも、よく見てみると上下に配置されたキャッチコピーにヒントあり。


「映画界が無謀にも仕掛ける、プレミアムでスリルあふれる企画!」

「2016年夏 きっとくる!きっとフール!」


の文字の色が異なる部分を追うと、


「映」
「プ」
「リル」
「フール」


エイプリルフールになるなんて小洒落た仕掛けがありました。


貞子vs伽椰子


「ノロイ」とか「ある優しき殺人者の記録」の白石晃士監督によって映画化されるのは楽しみ。
山本美月が主演というのも楽しみ。


ホラー好きを公言している山本美月のコメント



「歴史ある2作品に両方出られるなんて、なんてお得でラッキーなんだろうと嬉しかったです。ホラー映画はもともと好きで、高校生の時にハマって白石監督の『ノロイ』も拝見したことがありました」
「私が演じる倉橋有里は、正義心の強い存在感のある子。はっきりと人間性を出して演じていきたいと思います。また今回はアクション性もある作品に仕上がっているので、お楽しみにしてください!」



モキュメンタリーホラーの第一人者である白石監督のコメント


「Jホラーを代表する貞子と伽椰子が対決するという、間違いなくJホラーの歴史に名を残すことになる本作のメガホンを取ることができ光栄です」
「本作のテーマは『衝突』。最恐のキャラクター同士が衝突したら果たしてどうなるのか―、そしてそこに蠢く人間ドラマ。乞うご期待下さい」



体感型の4DXでの上映も決定している「貞子vs伽椰子」は2016年6月公開。


公開された特報はいかにも両作品のいいところをつなげただけ。




まだ何もストーリーは見えませんが、どちらのキャラも哀しみを背負ってるだけに、
そのポイントは外さないでほしい。


テーマは「衝突」ってことだから、
利雄くんとかサマラとかオールスターでやってくれないかな。


貞子役には橋本愛、希望。


お互いに死ぬことのないエンドレスデスマッチ。
それでも、軍配が上がるとしたら、
どこにでも神出鬼没で現れる伽椰子の方かな。


伽椰子には強力な助っ人利雄くんがいるから、


実は1対2の変則デスマッチだもん。



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橋本環奈 セーラー服と機関銃 あのセリフが…

2015年12月03日

さよならは別れの言葉じゃなくて

再び会うまでの遠い約束


セーラー服と機関銃


あー、条件反射でメロディーが流れてくる。
そんな映画「セーラー服と機関銃」のリメイクが完成したとか。


アイドルグループ・Rev.from DVLの橋本環奈が自身のブログにて


完成した初主演映画『セーラー服と機関銃‐卒業‐』の鑑賞報告と共に、
セーラー服や浴衣など、劇中で披露する衣装の写真を公開。


以下、橋本環奈のブログより一部抜粋。

実は先日、「セーラー服と機関銃-卒業-」の完成を観てきたんです。


とにかく、凄く嬉しかった。

高崎で1シーン1シーン魂込めて撮ったのが、こんな風に紡がれて作品になっていくんだなと思いました。

ただひたすらに感動…✨

本当に最高!
胸を張って皆さんにオススメしたい!
早く皆さんにも観てほしい!

あんまり言うとネタバレになっちゃうから内容はまだ秘密にしておきます。笑

だけど!強いて言うなら、
アクションシーンは瞬きをせずに観てほしい。笑

私の中での初主演作ってのは後にも先にもこの映画しかないし、本当に思い入れのある作品に仕上がりました。

何と言っても周りの方々が本当に素晴らしくて…

引用終わり。


ブログには完成した作品の満足感と感謝の気持ちがつづられてます。


シリーズ累計260万部超を誇る赤川次郎の原作をもとに、
1982年に一大ブームを巻き起こし、邦画興収第1位(47億円)を記録した映画「セーラー服と機関銃」のその後を描く本作。


これまで薬師丸ひろ子と原田知世が映画、長澤まさみらが連ドラで主演を務めてきた人気シリーズの最新作なんですが、
その4代目の組長・星泉を演じるのが映画初主演の橋本環奈。


トレードマークともいえるロングヘアをばっさりとカットして挑んだ意欲作。
しかも、角川映画40周年を記念する作品だけあって、
プレッシャーもハンパないでしょうね。


高校3年生の星泉(橋本環奈)が実は弱小ヤクザの組長で、
組員からの切実な要望で普通の女子高生としての日常から再びヤクザ社会に足を踏み入れる

…というお話。


星泉が憧れる年上の男性・月永役に長谷川博己。
さらに彼らに立ちはだかる組織の男・安井役に安藤政信、
そして星泉が束ねる目高組の若頭に武田鉄矢、組員として大野拓朗、宇野祥平と、

実力派の豪華俳優陣が脇を固めてます。



公開された特報映像には機関銃を乱射し、
「目高組四代目組長、星泉です!」と高らかに宣言しながらも、
無邪気に居眠りしたり、夏祭りで可愛らしい浴衣姿を披露したりと、

普通の高校生活を送る星泉の姿が。


タイトルコールのあとには、同シリーズの代名詞ともいえる、


“あの名セリフ”も挿入されてます。


セーラー服

そう、クライマックスで薬師丸ひろ子が機関銃をぶっ放ちながら、


カ・イ・カ・ン


…と、口にする、あまりにも有名なあの場面。

このシーンなくして「セーラー服と機関銃」は語れません。


ただ、この特報でそのセリフを目を閉じて聴いてみたら、
なんとなくAVのような安っぽい感じにしか聴こえなかったのがちょっと不安だけど、
映像が重なると印象変わってくるかな。


「セーラー服と機関銃‐卒業‐」は2016年3月5日公開。




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64 ロクヨン 小田和正の主題歌が心に沁みる

2015年12月02日

64(ロクヨン)


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重厚な作品が多いNHKの土曜ドラマ枠で今年の4月に放映されていた

ドラマ「64(ロクヨン)」が映画化されるのですが、


小田和正が2011年公開の「ロック~わんこの島~」の主題歌「hello hello」以来、
5年ぶりに手掛ける映画主題歌「風は止んだ」とともに予告篇映像が解禁となりました。


これがまたすごく胸に沁みる優しいバラードなんですよね。


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原作は横山秀夫の推理小説で、


「このミステリーがすごい」で第1位
本屋大賞と「ミステリが読みたい」で第2位
雑誌ダヴィンチの2013年上半期BOOK OF THE YEARで第1位


を記録するほどの人気小説。


実際、ピエール滝出演でドラマ化された作品もすごく面白かったですが、
個人的には最終回直前にブルーレイが壊れ、しかも、外出中で見られないという苦い思い出が…


タイトルの64(ロクヨン)とはわずか7日間で幕を閉じた昭和64年(1989年)に起きた誘拐殺人事件の解決に奔走する捜査官たちの物語ですが、
そこに警察組織にありがちな隠蔽とか被害者遺族と警察との確執があり、
さらにはロクヨンを模倣したような誘拐事件が発生し、
記者クラブとの報道協定をめぐって警務部の広報官と報道記者との間でもせめぎ合う中、
時効を間近にして2つの誘拐事件が1つに収斂していくんですよね。


いやー、とにかく脚本がいい上にキャストが素晴らしかった。


ドラマでは昭和顔ということでキャスティングされたピエール滝が演じた主人公、
映画ではさらに濃度を高めた佐藤浩一が演じるほか、


美雲:山本美月→榮倉奈々
諏訪:新井浩史→綾野剛
秋川:永山絢斗→瑛太
松岡:柴田恭兵→三浦友和
雨宮:段田安則→永瀬正敏
二渡:吉田栄作→仲村トオル
幸田:萩原聖人→吉岡秀隆
荒木田:中原丈雄→奥田瑛二


といったようなキャスト変更がありますが、
秋川役は実の弟から兄にバトンが渡るというのも珍しい(笑)


吉田栄作もなかなか渋みがあって良かったんですが、
仲村トオルならまたちょっとシニカルな渋みが出そうで楽しみ。


64-ロクヨン-前編/後編


予告篇では佐藤をはじめとする気迫溢れる俳優陣が次々と登場し、
物語のキーとなる“昭和64年”という短い冬の雰囲気が鬼気迫るシーンが連続で映し出されてます。


子どもがいなくなるそれがどういうことなのか?


刑事はそんなこともわからないのか?


…と、


涙ながらに熱く訴える広報官(佐藤)の姿が印象的です。


映画「64-ロクヨン-」は前編/後編の2部作として、


2016年5月7日に前編
2016年6月11日に後編


が公開。


今のところ来年公開の邦画最大の楽しみ♪

映画の公式サイト


でも、監督が瀬々敬久なのは唯一の心配。

.

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黒木華 岩井俊二監督が惚れた女

2015年11月23日

岩井俊二監督最新作


たくさんのドラマや映画に出演してるのにイマイチ印象に残らない。

そんな役者さんっていますよね。
私にとっては女優の黒木華がそんなタイプ。


黒木華


純日本的な顔立ちが逆に地味に映るのかもしれない。

作品としての評価が高かった映画「繕い裁つ人」とか「舟を編む」「草原の椅子」は主演ではないとはいえ、

出てた?って感じ。


「小さいおうち」もベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞したけど、

そんなにインパクトは感じませんでした。


名前は難読芸能人として挙げられるくらいなんだけどね。


“くろきはな”ではなく、“くろきはる”です。


そんな黒木華(25)が岩井俊二監督の邦画実写作品としては2004年公開の「花とアリス」以来、

12年ぶりとなる最新作、
「リップヴァンウィンクルの花嫁」で単独初主演するとか。


東京を舞台にしたこの作品は黒木扮する派遣教員の皆川七海に手をさしのべた“なんでも屋”の安室(綾野剛)が次々と奇妙なアルバイトを斡旋し、
その過程で起こるドラマを描いたもので、月100万円の報酬がもらえる住み込みのメイド仕事で破天荒な里中真白(Cocco)と出会い、
彼女がウエディングドレスを買いたいと言い出したことをきっかけに物語が展開します。


プロデューサー曰く、現代版「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラとのこと。

岩井監督は「できれば永久に撮っていたかった」という惚れ込みよう。


原作と脚本も兼ねた監督自身が、


「書き上げてはみたものの、これは一体何の話なんだろう、それが自分でもよくわからなかった」
「ただ描きたかったことはあった」
「それがこの物語のどこかに描けた気はする」
「ならばひとまず、それでよしとしようと思った」
「かくしてずっと悶々と向き合って来たこの原稿を締めくくることにした」
「311直後から取り組みはじめて、気がつけば四年半が過ぎていた」


と振り返るくらいに現代的なエピソードが詰め込まれた作品。

 
タイトルのリップヴァンウィンクルとは“アメリカの浦島太郎”と呼ばれる小説の主人公で、

今作では登場人物のハンドルネームという。


「リップヴァンウィンクルの花嫁」は2016年3月26日より全国でロードショー。
監督が手がけた原作小説が12月4日に発売されます。


特報映像には、白いかぶりものを身につけた七海の姿が収められており、
バックにはCoccoが歌う楽曲が流れてます。






6Kカメラを2台同時使用し、すべて自然光で透明感ある映像を作り上げたという岩井監督の映像マジックが今から楽しみでなりません。


ちなみに、私にとって黒木といえば黒木瞳でもジョニー黒木でも黒木香でもなく、

アーティストの黒木渚です。



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多部未華子 怪しい

2015年11月21日

多部未華子 歌手になる!?


怪しい彼女

※これはオリジナルのポスター



昨日、少女漫画の「スミカスミレ」を桐谷美玲主演でドラマ化することになったとお伝えしたばかりですが、
その記事で取り上げた韓国映画「怪しい彼女」が日本でリメイクされることも決まってました。


コメディエンヌとして桐谷美玲と同じくらいキラっとした輝きがある多部未華子主演。
「舞妓Haaaan!!!」とか「謝罪の王様」といった、
数々のコメディを手がけてきた水田伸生監督なら安心して楽しめそうで期待大。


でも、オリジナルは大ヒット作だから、ハードルは高いぞ。

韓国では昨年公開されて観客動員約865万人、興行収入約62億円を記録。


2014年の韓国映画興行収入で5位にランクインしてますが、
「アナ雪」も含めたランキングなので、韓国映画だけなら年間第3位なんです。


これがいかに凄いか?


観客動員数1,000万人を超える作品は韓国映画史上まだ13本しかない。


 (そのうち8本はこの3年で公開された作品)


「怪しい彼女」は歴代17位、ラブコメというジャンルではトップなんです。


しかも、先に「重返20歳」(邦題:「20歳よ、もう一度」)のタイトルでリメイクした中国では観客動員約1160万人、興行収入約70億円の大ヒットを飾ってるんですよね。


日本と両国の人口差とか文化的背景はさておき、
「怪しい彼女」という大ヒット作品の世界観を踏襲しながら、
いかにして日本人の笑いのツボを突いた笑いにもっていくのか?

そのあたりも楽しみ♪


タイトルはなぜか「あやしい彼女」に変更するようですが…


ある日突然20歳になったことに動揺し、
不意に思わずオードリー・ヘップバーンと名乗ってしまい、
慌てて修正したオ・ドゥリという苦し紛れの偽名で通すことになる主人公。


日本版では大鳥節子と名乗るようですが、これは何かかかってるんかな?
あと、オリジナルでは女手ひとつで育てたのは息子でしたが、日本版では娘ですね。


毒舌でトラブルばかり引き起こす73歳のカツ(倍賞美津子)は女手ひとつで娘を育て、望むような人生を生きることはできなかったが、ふと目にした写真館に引き寄せられるように入店し、写真を撮ってからお店を出たら知らぬ間に20歳に戻った自分(多部未華子)がいた…という設定。


男女が入れ替わるとか親子が入れ替わるとか、
よくあるパターンではありますが、過去と現在または未来との空間移動で変わるのではなく、
同じ時間軸で高齢者が若者に入れ替わるという、いわば「転校生」の男女アレンジ版。


若返った主人公は失われた青春を取り戻すかのごとく、
商店街で開かれたのど自慢大会で得意の昭和歌謡を熱唱したところ、
その歌声は会場中を魅了し、歌手になるというかつての夢が動き始めるようで、
シナリオもかなりオリジナルに近そう。


この歌、オリジナルでも実は昭和歌謡っぽく聴こえるんですよね。
多部未華子は吹き替え無しで歌うと思いますが、

シム・ウンギョンが素晴らしすぎただけにどうしても比較したくなるところ。


早く特報が見たい。


ハートフルなラブコメ♡


「あやしい彼女」は2016年4月1日から全国で公開。


「怪しい彼女」のレビューは映画レビューサイト映画のミカタより



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GANTZ 新プロジェクト始動

2015年11月17日

GANTZ再び!


二宮和也&松山ケンイチ主演で実写映画化したのが2011年。
週刊ヤングジャンプで2000年~2013年にかけて連載されていたSFアクション漫画の映画化は2部作で公開され、大ヒット。

今回はフル3DCGアニメとして来年公開されることが昨日17日発売の「ミラクルジャンプ」(集英社)12月号で発表されました。


ミラクルジャンプ


およそ2年の沈黙を破って始まった今回のプロジェクト。


新作映画の公開にあわせ、

同誌では「GANTZ」の新作スピンオフ「 GANTZ:Z」の連載がスタートするというからまた楽しですが、

原作の奥浩哉氏曰く「僕の作品を忠実に、より深い部分まで再現できると思う。

GANTZ濃度300%になります」と太鼓判。


初のスピンオフ版は完全新作で、

015年のある日に修学旅行中の高校生を乗せた1台のバスに謎の事態が発生。

生徒たちが目にしたものは…という不可解な場面から始まって、

史上最多の転送人数で衝撃の幕を開けるとか。


GANTZ

これらの新プロジェクトの重要な情報発信元として、


新公式サイト「GANTZ:X


が公開されます。

最新情報のみならず作品に関する考察やGANTZならではの仕掛けも満載らしい。

現在「パスワード: X 」を入力すると、サイトで何かが起こる。


楽しみ♪



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生田斗真 西島秀俊のイケメンガチバトル

11月7日~8日の映画興行収入ランキング



いやいやいや、驚いた。


「劇場版 MOZU」が初登場1位になるなんて驚いた。


だって、ドラマ版は今はなき木曜21時枠で視聴率1ケタの大苦戦。
第1部をTBSで放映してから第2部はWOWOWで放映するというリレー形式。


これではWOWOWに未加入の視聴者は続きが見られないわけで、
映画化されたといっても見たいという人は少ないだろうと思ってました。


ところがどっこい、やるやん。


眠ってた視聴者が覚醒したのか?
深夜の再放送でイッキ見して興味を持ったのか?
西島秀俊のドラマは全部チェックしてるって人が口コミで広めたのか?
それとも、完結編となる今作はシリーズ最大の謎でもある巨悪“ダルマ”の正体に迫るということで、
いよいよ姿を現すダルマをビートたけしが演じるというインパクトか?


「劇場版 MOZU」は全国322スクリーンで公開。
オープニング2日間で17万0374人、興収2億2847万2400円を稼いで初登場1位を獲得。


かなりのパブリシティーでアピールしてたとはいえ、
ドラマ放映終了後に人気が出るという典型的なパターンなんかな。
それでも最終15億いけばいいところかな。


そして、西島秀俊のキャリアとしても主演作では過去最高になるかもしれませんね。
映画では竹内結子主演の「ストロベリーナイト」も大ヒットしてますが、
ミニシアター系作品の方が圧倒的に多いです。
「真木栗ノ穴」とか「さよならみどりちゃん」なんていいっすよー。


地道にコツコツとやってきたイケメン演技派の努力人。
キムタクと共演したドラマ「あすなろ白書」で、
とっくに今の地位を築いていてもおかしくなかったんだけどね。


でも、現在放映中の主演ドラマ「無痛」も原作の評価は高いのに数字は振るわず。
翌週以降一気にランクダウンなんてことがなければいいのですが…
秋興行2億円台が続くのはちょっと寂しい。


劇場版 MOZU


2位はハズレのない伊坂幸太郎原作に加えて、
生田斗真、浅野忠信、Hey! Say! JUMPの山田涼介の共演で映画化した「グラスホッパー」


全国314スクリーンで公開され、オープニング2日間で14万7275人を動員、

興収1億9196万6600円というやや物足りない記録でした。

正直、映画館は超満員だったし、確実に首位だと思ってましたが、

わずかなスクリーン数の違いと、それぞれのキャパが違ったんでしょうね。
僕が見た限りではほぼ満席続きだったのですが、作品の面白さは同じくらいだから、

同じくらい大ヒットになりそう。


生田斗真は「予告犯」とは打って変わって気弱で心優しい平凡な中学教師。
やることはかなり無謀だけど、そんな彼がある目的を遂げたい一心のためだけに行動するからこそ説得力あります。


浅野忠信と山田涼介にも過去のトラウマや苦悩があって殺し屋稼業に身を転じ、
シリアスな作品の中にあって“おとぼけ担当”でジャック・クリスピンのロックを敬愛する村上もまたいいキャラしていて、
彼らそれぞれのスピンオフが見たくなるくらいです。


もちろん、菜々緒のキレキレっぷりも目が離せません(笑)


グラスホッパー


3位は世界最高峰エベレストで1996年に起きた実話を3Dで映画化したサバイバルドラマ「エベレスト3D」でしたが、1日早く全国424スクリーンで公開され、オープニング土日2日間の成績は9万6220人を動員、興収1億6407万7100円でした。


ま、3Dってことで動員数は少なくとも眼鏡代がプラスされる興行収入は大きいですね。


先日書きました前代未聞の酷評ぶりが逆に話題となってる三谷幸喜「ギャラクシー街道」ですが、

あっさりと1位から6位にダウン。

しかし、逆に炎上したことで「どんなに酷いのか見てみたい」という人が足を運んでるようですね(笑)


初登場で10位に「ミケランジェロ・プロジェクト」がランクインしたのは立派。
美術専門家で構成された特殊部隊の実話を基にしたサスペンスなんですが、
ジョージ・クルーニーが監督、製作、主演を務めた作品で、

152スクリーンで公開され、土日2日間で約3万4600人を動員。興行収入は約4200万円でした。


実はここまでたどり着くまでに2度の公開延期があったんですよね。
大人の事情ってやつでしょうか(笑)
そのせいか、たいした宣伝もせずにベストテンに食い込んできたのはさすがです。


そろそろハリウッドの冬の超大作の足音が聞こえてきました。
映画界も正月興行モードになりますね。




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スターウォーズ 値上げのTOHOでは見ない

2015年11月13日

映画料金の値上げ反対!


フォースの覚醒

TOHOシネマズは一部劇場公式サイトにて、
「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をご鑑賞のお客様へ」とお知らせを掲載。


「本作のご鑑賞に際し、一般料金を特別価格に設定させていただく事になりました。
予めご了承いただきますようお願い申し上げます」


と、通常の一般料金より200円高い、特別価格2000円に設定することを発表しました。



なんだこりゃ!?


思わず椅子から転げ落ちたぞ。
こんなこと許すわけにはいきません。


まず、特別価格として値上げする理由にはまったく触れてないのに、
「予めご了承ください」って一方的に押し付けるなんてどういうことなの?


値上げ対象はTOHOシネマズの一部劇場

(TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ日劇、TOHOシネマズ梅田など)とはいえ、


何をもって特別としてるのか?
まだ公表していないプレミア的な特典でもあるというのか?


もし…もしですよ。


TOHOシネマズだけで配布されるプレミア特典とか限定グッズが入場者全員にもらえるとしたら、
マニアにとっては行くしかないでしょう。


でも、そういうこともなく特別料金というなら、
TOHOシネマズには行く気がしない。
たかが200円…それでも最低5回は見たいと思ってる私にとっては大きな額です。


でもって、今回のTOHOシネマズの試みがもし成功したら、
今後はさまざまな作品で、さまざまなシネコンで、
特別料金と称した値上げをしてくることも予想されます。


全国にある映画館の25%で上映されるという作品だけに、
その影響力もハンパなく、成否は多くの映画館は注視してると思います。


TOHOだけが一人負け…なんてことに期待してしまうのは映画ファンとして悲しいけど、
そうあってほしいと願わずにはいられない自分がいます。


だって、TOHOはもうダメですよ。
3Dを最初に導入した時も不評だったXpanDでしたし、今回の値上げも意味不明。
私は次世代IMAXで見るから、スターウォーズはTOHOでは見ないと決めました。


改めて言うまでもないですが…


「スターウォーズ」シリーズは巨匠ジョージ・ルーカスが生み出したSFエンターテインメントの金字塔。


「M:I III」とか「SUPER 8」のJ・J・エイブラムス監督がメガホンをとるシリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は旧三部作の“エピソード6/ジェダイの復帰”から約30年後を舞台にして、新たなストーリーが描かれます。


「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は12月18日の18時30分に全国一斉公開

日本のために作られた予告篇も公開されました。




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モニカ・ベルッチ 007ボンドガールは成熟したレディ

2015年11月11日

モニカベルッチ


日本でもいよいよ12月4日(金)に公開されるダニエル・クレイグ主演のスパイアクション映画「007 スペクター」がオープニング興行収入約7300万ドルで首位デビュー。


さすが、当たり前のようにケタが違う。
それでも前作「スカイフォール」の約8800万ドルに及ばず、

007シリーズ歴代2位というから、どんだけすごいねん。


1962年から続く世界最長寿シリーズ「007」の第24作。
新旧シリーズのエッセンスが巧みに融合され、「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」の3作が荒削りな青年ボンドの成長過程を描いてきた映画だとすれば、新作は完成された大人の007の活躍を描く作品で、「スペクター」というタイトルを含め、オールドファンも納得の「007」らしい映画になってるとか。


今回は前作「スカイフォール」で焼け落ちた故郷スカイフォールに残っていた写真を手がかりにメキシコシティに渡ったジェームズ・ボンドが、ローマ、オーストリア、タンジールなどを巡りながら、謎の組織「スペクター」を追い詰めていく…という物語。


ボンドガール…はガールじゃない!?


敵国のスパイや悪役の恋人として登場し、セクシーで妖艶な魅力で映画を彩ってきたボンドガールですが、

これまでボンドガールを演じた女優は10歳以上年下の20~30代が多かったのもありますが、平均年齢は29歳。
ボンド役を演じた俳優の平均年齢よりも14歳若い。
過去23作のうち、19作で主要なボンドガールは10歳以上年下でした。


前作に続いて出演するナオミ・ハリスが新聞「インディペンデント」の紙上インタビューで、

「モニカ・ベルッチは51歳だし、ボンドウーマンと呼ぶのが礼儀にかなっている」と語ったとか。


「ガールと呼ぶのは彼女を貶めていると思う」
「だから、今こそボンドガールという呼び方を変えるべきだと思うわ」と提言。


同作のサム・メンデス監督も「ガール」否定派で、自らボンドレディと表現してます。


これまでのボンドガールは10歳以上年下の20~30代の女性が多かったのもありますが、
51歳という史上最高齢にして最も成熟したボンドレディが誕生した今こそ、

表現を改めた方がいいかもしれないですね。


ちなみにボンド役のダニエル・クレイグは47歳。


そして、当のモニカ・ベルッチ自身も欧米のメディアで、


「ボンドガールじゃないわ」
「ボンドウーマンと呼んで」


と注文したとか(笑)


モニカ・ベルッチ曰く
「大人の女性として私を選んだのは革命的」
と歓迎し、
「これまでボンドより年上の女性が、彼を誘惑するなんてなかった。女性に対して新しい見方が生まれているのではないか」
とコメントしてます。


最新作ではレア・セドゥさん演じるもう1人のボンドガールは30歳で、

これまでの伝統を踏襲してるあたりがまたなんとも007らしい。


最年長の「ボンドウーマン」を早く見たいですが、
待てない人は映画「マレーナ」と「ドーベルマン」をオススメ。




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桐谷美玲と有村架純が象徴する今年の映画興行

2015年11月08日

女性が活躍する社会!?


桐谷美玲主演の映画「ヒロイン失格」が3日に興収23億円を突破し、

最終的には25億円を超えるヒット作になりそうとのこと。


ヒロイン失格


でもって、これまで映画で実績を残してない彼女がドル箱スターになったことで、

映画関係者は一様に驚きの声を隠さないとか。


……だから、映画関係者は彼女のどこを見てるん?


ドル箱スターってそれは興行収入という数字だけの話ですやん。


映画でいえば福田雄一監督の「女子ーズ」なんて桐谷美玲らしさが存分に発揮されてたし、
「君に届け」のように嫌味な役柄ならとことん女子に嫌われる女になれるわけで、

ドラマでも「安堂ロイド」とか「荒川アンダーザブリッジ」のようなトリッキーな役もできるし、
LISMOドラマの「ヘンチメン」のような巻き込まれ型ヒロインでもいける。


つまり、コメディエンヌとしての才能が高いから、
そういう役柄ならごくごく自然体で等身大の女性を演じられるし、
シリアスな作品でも風変わりな作品でもその人となりを自分らしく演じられるから、

作品における貢献度は高いんですよね。


今年は有村架純が主演した「ストロボエッジ」と「ビリギャル」も上半期に大ヒットしたことから、
この2人の女優に注目が集まってますが、

2人に共通するのは…


・下積み期間がそれなりにあったこと


・コミカルな役が得意なこと


・それでいて、その天然っぷりが可愛いこと


・女子ーズで共演(笑)


映画史上に残らない大傑作「女子ーズ」


女子ーズ

でも、一昨年あたりから今年にかけての傾向でいえば…

少女漫画原作が圧倒的に強い


ということを抜きにしては分析できないと思います。


「アオハライド」の本田翼
「カノジョは嘘を愛しすぎている」の大原櫻子
「ホットロード」の能年玲奈
「好きっていいなよ」の川口春奈
「陽だまりの彼女」の上野樹里
「僕等がいた」の吉高由里子


これらは大ヒットとはいかないものの、興行収入10億円は超えてます。
「ホットロード」は24.7億円という今年の3本と変わらぬ大ヒット。


年末には「orange」が公開され、来年には「ちはやふる」「四月は君の嘘」がスタンバってるんで、
来年は広瀬すずイヤーになることは確実なんですが…


「orange」のヒロイン土屋太鳳と同様、
広瀬すずの好感度が興行収入という物差しで見た場合の作品の評価としてはヤバいかもしれない。


あと、意外なところでは戸田恵梨香のアベレージも高いんですよね。
「劇場版SPEC」と「ライアーゲーム」が大ヒット。
今年の「エイプリルフールズ」はちょっと残念な結果でしたが…
日本ではオムニバス的作品がヒットしないからなー。


その他でも「トリック」の仲間由紀恵とか「ストロベリーナイト」の竹内結子も大ヒットレベル。
若手女優という括りでは対象外かもしれませんが…


なんにしても「ストロボエッジ」は福士蒼汰、
「ヒロイン失格」は山崎賢人と坂口健太郎の貢献度も大きいかな。


実は上記の作品にしたって、


「アオハライド」の本田翼(東出昌大)
「カノジョは嘘を愛しすぎている」の大原櫻子(佐藤健)
「ホットロード」の能年玲奈(登坂広臣from三代目J Soul Brothers)
「好きっていいなよ」の川口春奈(福士蒼汰)
「だまりの彼女」の上野樹里(松本潤)
「僕等がいた」の吉高由里子(生田斗真)


…ってわけで、


映画界は男性主導と言いながら、それはまさに男社会から見た話
主演俳優が圧倒的な存在感で作品を引っ張り、興行収入的に大ヒットを飛ばしたのって、

そんなに多くない気がします。


「HERO」の木村拓哉
「真夏の方程式」「そして父なる」の福山雅治


この3本くらいしかすぐに思い浮かびません。


「踊る大捜査線」シリーズも織田裕二だけの功績ではなく、作品そのものの面白さが大きいしね。
「るろうに剣心」シリーズの佐藤健も同じく。


桐谷美玲も有村架純も可愛くて魅力的な女優であることは間違いない。
でも、映画のヒットだけで云々カンヌンではない。


ヒットした作品が面白いかといえば、そうとも限らない。
海外で映画賞を受賞した作品が良質かといえば、そうとも限らない。


そもそもヒットなんて水物なんで、当たるも当たらないも内容以上にタイミングに左右されるんじゃないかな。


ストロボエッジ



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プロフィール

つぶやきひろみ

テレビ大好き、映画大好き、ドラマ大好き、音楽大好き、エンターテインメント全般大好きで、主な出没地は映画館とライブハウス、カフェ♪
ガンバ大阪サポーターでもあります。

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