2016年 お正月ランキング 無風のオレンジ
2016年01月08日
【2016年最初の興行収入ランキング】
昨年末の週末ランキングは2週続けて、
観客動員数では「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が1位
興行収入では「スターウォーズ フォースの覚醒」が1位
という結果だったのですが、
興行通信社が提供してるランキングが観客動員数ベースなので、
1日に何度も上映できる回転数の高い「妖怪ウォッチ」が上になるのはやむを得ませんでした。
しかし、3週目にしてようやく逆転!
続きを読むスターウォーズ ランキング 喧嘩売ってきた妖怪に負ける
2015年12月30日
覚醒前のフォースではエンマ大王には勝てぬ。
12月19日~20日の映画観客動員数ランキングはまさかの結果でした。
①映画 妖怪ウォッチ
②スターウォーズ フォースの覚醒
③orange オレンジ
④母と暮らせば
⑤007スペクター
⑥仮面ライダーx仮面ライダー ゴースト&ドライブ
⑦I love スヌーピー
⑧杉原千畝 スギハラチウネ
⑨映画ハイ☆スピード!
⑩海難1890
初登場首位は「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ第2弾
「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」
SF大作「スター・ウォーズ」の最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は見事に抑えられました。
「冬の映画館を爆買いだニャン!」
「スター・ニャンちゃらには負けないニャン!」
初日の舞台あいさつで、人気キャラクターのジバニャンが
前日18日に公開された正月映画大本命の「SW/フォースの覚醒」に“宣戦布告”
観客はジョーク半分の意気込みと受け止め笑ってましたが、それが現実となるなんて…
「マッドマックス」が「ラブライブ」にやられたとき以上の衝撃
「妖怪ウォッチ」は434スクリーンで観客動員数97万人
「スター・ウォーズ」は958スクリーンで観客動員数80万人
ほとんどの国が興行収入だけでなく動員でも1位発進なのに、
日本だけはまさかの“妖怪”が立ちはだかりました。
もちろん、興行収入ではさすがに順位は逆転します。
「妖怪ウォッチ」は約10億6000万円
「スターウォーズ」は約12億5000万円
18日金曜日公開の「スターウォーズ/フォースの覚醒」ですが、
3日間の累計では動員数約104万4000人、興行収入約16億2000万円を記録しました。
こんな現象が起きるのはアニメ大国日本らしい。
ファミリー層をガッツリとつかみ、
子供たちの親からも大人料金をしっかりと徴収。
おじいちゃん、おばあちゃんが一緒の家族連れも多かったとか。
世界的に見ても映画料金の高い日本ではありがちだけど…
興行収入78億円の大ヒットとなった昨年の劇場版第1弾に続き、
ちびっ子のハートを鷲掴みして離しませんぜ。
今回は宣伝らしい宣伝をあんまりやってなかったのに、
この数字は驚愕。
一方で、特典商法はフル活用。
メダルなどの特典が付いた劇場前売り券の販売数は約102万枚で、
2年連続で100万枚超えを記録してるんだよね。
映画に登場するキャラクター「エンマ大王」のメダルを先着で入場者にプレゼントするなど、
レアグッズを入手したいというファン心理を煽る煽る煽る。
大人が考えることだから、やることは同じですね。
これからこの差はどこで逆転していくのか?
しばらくは観客動員数と興行収入のランキングに注目です。
ちなみに、
第3位は高野苺さんの人気少女漫画を実写化した「orange-オレンジ-」で、約21万人を動員。
2位と3位の差は60万人というのもなかなかすごい。
山崎賢人はこの秋から年末年始を挟んで来年の春まで出ずっぱり。
第4位は「母と暮せば」ですが、いかにもアカデミー賞向け。
でも、この時期に公開ならノミネート対象は再来年だから忘れられてるかな。
原爆後に生き残った母親と亡霊となった息子の物語を吉永小百合さんと嵐の二宮和也さんの共演。
第5位は「007」シリーズの24作目「007 スペクター」
累計で動員数145万人、興行収入は20億円に迫ってますが
そろそろ勢いが落ちてきたので、圏外目前。
スターウォーズ 値上げのTOHOでは見ない
2015年11月13日
映画料金の値上げ反対!
TOHOシネマズは一部劇場公式サイトにて、
「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をご鑑賞のお客様へ」とお知らせを掲載。
「本作のご鑑賞に際し、一般料金を特別価格に設定させていただく事になりました。
予めご了承いただきますようお願い申し上げます」
と、通常の一般料金より200円高い、特別価格2000円に設定することを発表しました。
なんだこりゃ!?
思わず椅子から転げ落ちたぞ。
こんなこと許すわけにはいきません。
まず、特別価格として値上げする理由にはまったく触れてないのに、
「予めご了承ください」って一方的に押し付けるなんてどういうことなの?
値上げ対象はTOHOシネマズの一部劇場
(TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ日劇、TOHOシネマズ梅田など)とはいえ、
何をもって特別としてるのか?
まだ公表していないプレミア的な特典でもあるというのか?
もし…もしですよ。
TOHOシネマズだけで配布されるプレミア特典とか限定グッズが入場者全員にもらえるとしたら、
マニアにとっては行くしかないでしょう。
でも、そういうこともなく特別料金というなら、
TOHOシネマズには行く気がしない。
たかが200円…それでも最低5回は見たいと思ってる私にとっては大きな額です。
でもって、今回のTOHOシネマズの試みがもし成功したら、
今後はさまざまな作品で、さまざまなシネコンで、
特別料金と称した値上げをしてくることも予想されます。
全国にある映画館の25%で上映されるという作品だけに、
その影響力もハンパなく、成否は多くの映画館は注視してると思います。
TOHOだけが一人負け…なんてことに期待してしまうのは映画ファンとして悲しいけど、
そうあってほしいと願わずにはいられない自分がいます。
だって、TOHOはもうダメですよ。
3Dを最初に導入した時も不評だったXpanDでしたし、今回の値上げも意味不明。
私は次世代IMAXで見るから、スターウォーズはTOHOでは見ないと決めました。
改めて言うまでもないですが…
「スターウォーズ」シリーズは巨匠ジョージ・ルーカスが生み出したSFエンターテインメントの金字塔。
「M:I III」とか「SUPER 8」のJ・J・エイブラムス監督がメガホンをとるシリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は旧三部作の“エピソード6/ジェダイの復帰”から約30年後を舞台にして、新たなストーリーが描かれます。
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は12月18日の18時30分に全国一斉公開
日本のために作られた予告篇も公開されました。