ギャラクシー街道の先にあるもの
2015年10月30日
10月24日~25日の映画興行収入
①ギャラクシー街道
②図書館戦争 The LAST MISSION
③マイ・インターン
④バクマン。
⑤メイズランナー2砂漠の迷宮
⑥トランスポーター イグニション
⑦ヒロイン失格
⑧UFO学園の秘密
⑨心が叫びたがってるんだ。
⑩ジョン・ウィック
ま、順当に三谷幸喜監督最新作が首位デビューしました。
秋興行としては2億7,000万円は及第点。
三谷監督もフジテレビを離れて作品作りしてくれないとそろそろマンネリ化してきました。
それでも面白いけどね。
キアヌの「ジョン・ウィック」が2週目で早くも10位なのに、
「UFO学園の秘密」はやっぱ強いなー。
他の新作2本はそれぞれ定着してるシリーズなのにイマイチなスタートなのは新作感がないせいかな。
メイズランナーは三部作の真ん中で様子見。
トランスポーターはジェイソン・ステイサムからの主役交代が痛い。
「シックスセンス」のM・ナイト・シャマラン監督最新作「ヴィジット」はまさかの圏外スタート。
でも、これは全国で13館でしか公開されてないので、スクリーンアベレージではキャリア最高とか。
腐っても鯛…ならぬ賞味期限切れでもシャマラン
どんどん失速してつまらなくなってくシャマラン監督作品ですが、
今回は原点回帰したスリラーなんで、予告篇見てるだけでもワクワク感ハンパない。
久々にトラウマ必至でシャマラン濃度120%の衝撃体験を味わいたい気分。
今度こそ…って期待。
UFOは渋太くランクイン続ける大川○法強し
2015年10月28日
10月17日~18日の興行成績!
①図書館戦争 The Last Mission
②マイ・インターン
③バクマン。...
④ヒロイン失格
⑤ジョン・ウィック
⑥UFO学園の秘密
⑦GAMBA ガンバと仲間たち
⑧心が叫びたがってるんだ。
⑨進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
⑩ファンタスティックフォー
ほとんど変化がありません。
しかし、数字的には1位でさえ2億円に届かないという低レベル。
ハリウッドスターをもってしてもキアヌリーブス主演の「ジョン・ウィック」はこのまま下がるのみ。
全体的に前の週より数字を落としているのに新作が上に来ないのは晩秋興業狙いかな。
例年、10月最終週あたりから11月下旬には良作佳作が集中します。
夏休み映画が一息ついた頃には秋らしい作品が次々と公開されるんですよね。
ま、もう公表されてると思うけど、とりあえず。
今回の注目は「UFO学園の秘密」でしょうか。
多くの人は学園を舞台にしたSF作品くらいにしか思ってないと思うけど、いわゆるトンデモ映画です。
過去にもノストラダムスとか地球を巻き込むような大災害を前にして、
高校生たちが活躍する作品を何本も使ってますが、
確か興行収入1位になったこともあるくらい、
とにかく制作した作品は軒並み当たるというヒットメーカービックリ。
…といえば聞こえは良いんだけど、
「幸福の科学」が主宰する大川隆法の製作作品なんだよね。
つまり、観客の9割は信者だったりします。
ただ、そのことをあまり前面には出さずに、いかにも「SFパニック超大作」的な感じで売り出すから、
映画としては意外に面白いのかもしれません。
公開されたら必ず上位にランクインするのは単純にすごい。
創価学会とかその他の宗教団体もひっそりやったら分からずにスルーしてるかも…
図書館でヒロインが秘密を叫びたがってるんだ。
2015年10月21日
10月10日~11日の映画興行収入
①図書館戦争 THE LAST MISSION
②バクマン。
③マイ・インターン
④ヒロイン失格
⑤UFO学園の秘密
⑥ファンタスティックフォー
⑦GAMBA ガンバと仲間たち
⑧進撃の巨人 エンドオブザワールド
⑨心が叫びたがってるんだ。
⑩アンフェア the end
前作が興行収入17億円だった「図書館戦争」はオープニング2日間で前作を上回る3億円超え。
製作者としては鼻息荒くなるところだろうけど、全体的に秋興行は低調に終わるから、
このまま続編が1作目を上回るのはちょっと厳しい気がするなー。
それ以上に苦しいのが「バクマン。」で、あれだけのキャスト、大量の宣伝、原作の人気、
アニメはNHK放映という高い知名度をもってしても2週目で早くも1ランクダウンは想定外でしょうね。
ま、数値的には2億ベースで横ばいですが…
最終的に20億に手が届かなければこの規模では大コケの部類です。
予想外に大健闘なのが「ヒロイン失格」で、
上半期の「ビリギャル」並に粘り強く踏み止まれば最終的に興行収入30億も夢じゃなさそう。
桐谷美玲、初めての映画ヒット作やね。
一方、「進撃の巨人」の急降下には映画製作会社は大いに反省してもらいたい。
どうせ最終的には赤字分はパチンコ台にして回収するんだろうけど、
前編と後編合わせて3時間なら1本の映画で十分。
こんな興行スタイルは観客を舐めてますよ
最近の日本映画には2部作が増えましたが、それなりにテイストも変わっていたりして、
少なくとも2部に分けた意味は感じられました。
しかし、この巨人には何も感じられない。
単純に興行収入を稼ぎたいだけのようにしか思えない。
そもそもタイアップだらけであることを自覚的にネタにしてるくらいだから、
当たり前の感覚なんでしょう。
劇場版アニメも2部作でしたからね。
「GAMBA ガンバと仲間たち」は「寄生獣」とか「三丁目の夕日」などを手がけた山崎貴監督が携わる作品はヒットするのに「ガッチャマン」や「すべては君に逢えたから」はコケるという白組製作。
ヤットさんでも出てくるのかと思ったら、全然見当違いでした。
ノイタミナ枠のアニメ「もやしもん」も面白かったなー。